

What is 子ども食堂?
子ども食堂とはなにか?
子どもたちの居場所づくりを目指して
設立された食堂。
麻生専門学校グループが運営する
子ども食堂では、
学習支援・食事の提供・レクリエーション
などを行っています。
子ども食堂について
子ども食堂には、
大きく2つの目的があります。
-
①子どもの
貧困対策 -
②地域交流の
拠点
地域住民のコミュニティとして幅広い年齢層の人を受け入れながら、経済的理由や家庭の事情によって、栄養のある食事をとることができない子どもたちを支援する、という社会的な役割を担っています。
全国の子ども食堂の数


NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの調査によると、2022年時点で全国に7363か所の子ども食堂が存在しており、その数は年々増え続けています 。
引用元:(参考)2022年12月15日 「速報値」発表
2022年度 こども食堂全国箇所数発表(2022年12月 速報値)|新着情報 – むすびえ (musubie.org)
なぜ子ども食堂が
全国に広がっているのか?
現在、日本では約7人に1人の子どもが、 相対的貧困の状態にあると言われています。
相対的貧困とは?
その国の等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得)の中央値の半分に満たない世帯のことを指し、子どもの貧困とは相対的貧困にある18歳未満の子どもの存在及び生活状況のことを指します。
経済的困窮を背景に、食育や教育の機会が十分ではなく、地域や社会から孤立してしまう子どもを支援するために、
全国へ子ども食堂の輪が広がっています。

麻生医療福祉専門学校では、子どもの教育や貧困を考える授業を通して、学生である自分たちにも出来ることがあるのでは?という問題提起から、2017 年に社会福祉科の学生を中心に子ども食堂の運営がスタートしました。
麻生塾が運営する
子ども食堂について
麻生医療福祉専門学校の社会福祉科の学生が、博多区にある東住吉校区の子どもを対象に、子ども食堂の運営を行っています。
運営スタッフの名称は、
すみーるです 。
Smile(スミール)=笑顔
活動エリアは東すみ吉校区
※Smileはスウェーデン語


アットホームな雰囲気で、1人でも気軽に立ち寄れて地域のみんなで交流ができる場所を目指しています。
子ども食堂の1日
8:00 ご飯の準備

提供していただいた食材を利用して、お昼ご飯の準備をします。子どもたちに喜んでもらえるように、心を込めてつくります!
11:00 受付開始

子どもたちがスムーズに受付できるように、すみーる全員で連携を取って子どもたちをお出迎えします。
11:30 レクリエーション

ごはんの前に子どもたちと交流を深めるために、オセロやジェンガなどのゲームを一緒に行います。
12:00 お昼ごはん

今はまだ机を合わせて一緒に食事をすることが出来ませんが、アニメを見ながら楽しくお昼ごはんを食べます。
13:00 おもちゃづくり

子どもたちと一緒に簡単なおもちゃづくりを行います。この日はてるてる坊主とパラシュートをつくりました。
14:30 アンケート

1日の感想を子どもたちに書いていただき、次回の子ども食堂のプログラムに生かします。
15:00 お見送り

子どもたち一人ひとりをお見送りします。
次回の子ども食堂も、しっかりPRします!

後日、すみーる全員で集まって反省会を行います。
運営や子どもたちとの接し方に問題は無かったか、一人ひとりがしっかりと自分の意見を持って反省点や気づきを話し合います。
コロナ禍でのすみーるの
活動とは?
2020年からの新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、すみーるの活動も時代に合わせて形を変えてきました。



学生こども食堂ネットワーク
全国大会への参加
全国の子ども食堂がどのように活動しているのか知り、
視野と活動の幅を広げます。


清掃活動
定期的に地域の清掃活動を行っています。
登下校中の子どもたちと交流するチャンスです!


子どもたちへの配布物
毎月のカレンダーやクリスマスカードなど、
心を込めて制作しています。


広報活動
保護者の方に向けたお便りも発行し、
活動をPRしています。


留学生への食糧支援
新型コロナウィルスによって収入が減少した
留学生に向けた食糧支援を行っています。
多目的化する
子ども食堂の未来
全国的に子ども食堂の数が増え続け、また新型コロナウィルスの影響もあり 、子ども食堂にも様々な形が増えてきました 。
子ども食堂のこれから
「子どもたち・地域の人たちの為に、もっと何かできることは無いか?」と立ち上がった子ども食堂プロジェクトも、今年で6年目を迎えました。

就職活動をしているあなたにも、誰かの役に立ちたい・社会に貢献したい、そう思う瞬間があるはずです。その気持ちを持っているあなたとの出会いを、楽しみにしています。
