
MEMBER10
A.Y.
早稲田大学
運営推進部
部長
充実した学校生活の為の
組織構築に携わる
私は、『教育本部 運営推進部』で部長職を務めています。 運営推進部は、人事グループと学生支援グループから構成された組織です。
人事グループは、企業の目標達成のための人材を確保し、その人材を活用するための仕組みや環境を整えることを役割としており、労務に関する事務処理や保険、給与計算、健康診断、福利厚生制度の整備や中途人材の採用、人事評価の運営推進、教職員の育成などを担っています。
また、2024年度から新人事制度に移行する為、その中核的な役割を果たし、年齢に関わらず役割や発揮能力に応じた処遇の実現を目指しています。
学生支援グループでは、学生生活の支援や学籍に関する事務、奨学金や授業料減免、入試などを担っています。
役割が異なる二部門ではありますが、学生の方々が充実した学校生活を送れるよう組織を下支えするという共通の思いをもって業務にあたっています。


キャリアのあり方を考え
さらなる刺激を求め福岡へ
福岡市出身で高校まで市内の県立高校に通い、東京の大学に進学しました。
大学卒業後は、ユーザー系SIerと呼ばれる大手IT企業に就職し、8年ほど東京で働いていました。入社時は、主に官公庁を顧客として、SE、営業、コンサルタントとキャリアを積み重ねてきました。
ただ一方で、「優秀な人間が恐ろしく勤勉に働いており、更に選抜されて管理職になるとさらに働いている」という姿を目の当たりにして、大企業におけるキャリアについて考えるようになりました。
そして、2011年の東日本大震災を機にその思いはさらに強くなり、様々なライフプランを考えた末、地元福岡に戻ることを決意しました。
仕掛中の案件の整理を終え福岡に戻って自分を見つめなおす中で、前職での後輩指導の経験から人材育成に携わりたいという思いが募り、また多くの優秀な人材に刺激をいただきさらに成長したいとの考えから、麻生塾を志望するに至りました。


大型プロジェクトへの挑戦
様々な経験を積んだ30代
学生募集を担当する広報グループに入社後、情報系の講師や総務グループ、事業開発グループ、教育推進グループなど様々な部門を経験させていただきました。 その中でも、事業開発グループで携わった「プロジェクトスタジオQ」の設立が特に印象に残っています。
プロジェクトスタジオQは、株式会社カラー、株式会社ドワンゴ、学校法人麻生塾の三社による共同出資で2017年7月に設立したCGスタジオです。
会社設立では、定款をはじめとする膨大な量の文書作成やオフィスや物品の調達・整備、事業計画策定など、これまでの知識と経験をフル稼働して何とか乗り越えることができました。
まだ30代前半だったのですが、会社設立という大役を経験できたことは、キャリア形成のうえで非常に有意義だったと感じています。
ちなみに、プロジェクトスタジオQの経営には今でも携わっており、30人を超えるプロパー社員を擁し、年商も3億円の規模まで成長しています。


合理性だけでは足りない
感情を汲み取り組織を導く
麻生塾の社員は、大別して教員と職員から構成されます。教員の大部分が学校、職員の大部分が事務部門に所属しています。
教員・職員どちらの立場でも「顧客である企業の求める人材を育成し社会に貢献する」ことをミッションに掲げ、学生の方々の夢の実現に向けてサポートや伴走などに日々取り組んでいますが、置かれている環境や時間軸などで、優先順位や問題解決に向けたアプローチが異なってきます。
私は、貴重な経営資源である「ヒト」を預かる立場から、各学校や部門の状況を丁寧に伺いつつ、法人全体としての方針や人員配置などを総合的に勘案して判断しなければなりません。
ただ、人には感情があります。合理性や理屈だけでは、頭でわかっていても気持ちがついていかないということは往々にしてあります。
そのため、対話により役割の上下や立場の違いを認めたうえで、法人全体としての方針や意思決定のプロセスなどを丁寧に説明するなど、情理を尽くして対応することを心掛けています。
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