高校が抱える課題に対し解決策を提案・実行するソリューション営業

麻生専門学校グループ 広報グループ 副グループ長 白水宏樹

あなたはなぜ麻生塾に?

あなたはなぜ麻生塾に?

前職では音響関係の会社に勤め、新規開拓の営業をしていました。その会社にはOJT制度があり、後輩社員への指導をする機会が多かったほか、採用試験の面接官も務めました。そういう仕事をする中で、人を育てる仕事をしたいと考えるようになり、麻生塾への転職を決めました。入社する前と入社した後では、麻生塾へのイメージは大きく変わりました。入社前は教育機関ということもあり、堅い職場というイメージが強かったのですが、いざ入ってみると、人と関わることの多い、ぬくもりのある仕事でした。

学生や教職員、高校生や高校の先生などと接する機会が多く、そこにやりがいを感じています。毎年、何千人もの高校生と話をしますが、高校生というのは人生の大切な時期であり、進路選択はその後の人生に大きな影響を与えます。私の発信する一言一言が、その子の人生を変えることもあるので、言葉の大切さを痛感します。話をして「道が開けました」と言ってくれる高校生もいます。そんな高校生たちが麻生塾に入り、しっかりと勉強して、卒業していく姿を見ると、とても感慨深いです。

現在の仕事について。

現在の仕事について。

広報グループに所属しているので、仕事の中心は学生の募集です。その中でメインとなるのが、いわゆるソリューション営業です。高校へ出向いてお話を聞き、その高校が抱える問題や課題を浮き彫りにする。そして、その課題に対して本校ができることを提案し、実行していくという課題解決型の営業スタイルです。また、その高校の卒業生の就職内定報告や、状況報告なども行っています。

最近の高校生の傾向としては、高校1年、2年の段階で、自分が将来何をしたいのか、どんな学校に行きたいのかが分からない子が増えています。こうした“進路迷子”となっている高校生たちに、社会の現状や社会に求められる人材について話すことも私の仕事です。先日も「選ばれる人材」というテーマでセミナー講演をしてきました。そのほか、学生募集のためのパンフレットやダイレクトメールの作成、オープンキャンパスの運営などにも携わっています。オープンキャンパスでは、私が広報して高校生たちを集め、教務の先生たちが協力してくれて、みんなで高校生たちを麻生塾へ迎え入れています。

営業の仕事で大切にしていること。

営業の仕事で
大切にしていること。

麻生塾の広報グループには、いろいろな業種から転職してきた、いろいろなタイプの営業マンがいて、それぞれに独自の強みを持っています。その中で私は、特に人と人とのつながりを大切にしています。それぞれの高校と麻生塾との間には、それまで先輩たちが築き上げてきた信頼関係があります。その上で私は、駆け引きなしの本音で高校生や高校の先生方とぶつかり、人間同士の付き合いをしていくという形で営業の仕事をしています。

営業マンというと一匹狼的な仕事のスタイルを思い浮かべる人も多いでしょうが、麻生塾の広報グループはコミュニケーションが盛んな職場です。家族同士で付き合うことも多くて、オフの日には一緒にバーベキューをしたりして楽しんでいます。毎年開催されている麻生グループのソフトボール大会でも、チームでユニフォームを作り、練習を重ねて試合に臨んでいます。広報グループには先輩も後輩もいろいろな個性が集まっています。一人で仕事をするよりも、チームで協働の精神を持って仕事をし、常に情報交換できるという環境が整っています。

麻生塾はどんな職場?

麻生塾はどんな職場?

私の所属する広報グループは、お互いに自分の意見を言える雰囲気の職場です。私も入社6年目になり、今では中堅の立場。先輩に助言をしてもらうことも、後輩に意見を言われることもありますが、どちらもとても参考になります。自分がやりたいことは何でもチャレンジさせてくれるという風土ですから、非常に仕事がやりやすいと感じています。仕事以外でいうと、麻生塾の野球部にも所属しています。以前、学校を休みがちだった学生がいましたが、野球部に入ってからは見違えるように積極的になり、卒業後は東証一部上場企業に入社しました。こういう出来事があると本当に嬉しいですね。

これから麻生塾に入ろうと考えている人に言いたいのは、まずは自分の意見をしっかり持つことが大切だということです。自分の意見があって、やる気があれば、いろいろなことにチャレンジさせてもらえるのが麻生塾です。ただし、他の人の意見にもしっかり耳を傾け、受け入れる姿勢も大切です。そうした資質があって、同時に協働の精神を持った人と一緒に仕事がしたいと思っています。

将来の目標は?

将来の目標は?

麻生塾全体としての目標で言いますと、これからは少子化によって学生数が減っていくことが予測されます。その中で麻生塾には、大学や短期大学、他の専門学校に負けない教育力、人材育成力があります。特に麻生塾の人間力教育は、他校にはない大きな強みです。そういう教育を展開し、社会のニーズに即した人材を育てていくことが不可欠だと思います。

その中で、現在の私の仕事は学生の募集ですから、いわば麻生塾の入口の部分です。これからも自信を持って「麻生塾に来て」と言える学校であってほしいし、「どこよりも麻生塾がいい」と言われる学校であってほしい。私自身も、入学した学生たちとしっかり向き合いながら、本音で話をしながら、教職員と学生が一緒に成長していけるような環境づくりに貢献していきたいと考えています。私個人としては、正直なところ、組織の上に立ちたいといった願望はあまりないんです。ただ、後輩が尊敬してくれるような人材にはなりたい。「あの人に頼めば結果を出してくれる」というような、慕われる人物になるのが将来の夢ですね。

前へ

次へ

  • 麻生公務員専門学校 福岡校 校長代行 簑原睦
  • 麻生情報ビジネス専門学校 南玲子
  • 麻生専門学校グループ キャリア支援本部 部長 徳久晶子
  • 麻生専門学校グループ 広報グループ 副グループ長 白水宏樹