協調の精神を持ってポジティブに仕事へ向き合える人に来てほしい。

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麻生専門学校グループ キャリア支援本部 部長 徳久晶子

麻生塾が大切にしていること。

麻生塾が大切にしていること。

専門学校には、専門の知識と技術を身につけ、それを活かせる職業に就きたいと考える人たちが入学してきます。しかし、専門の知識や技術を持っていても、それを発揮する能力、すなわち人間力がなければ、なかなか社会で活躍することはできません。ですから、私たち麻生塾の教職員は、学生たちが卒業してからの10年後、20年後を見据えて、どんなふうに活躍してほしいかというところに焦点を置いた指導をしています。専門知識や技術と同時に、それを発揮するための人間力を麻生塾の学びで身につけてほしい――。
そういう共通認識を教職員が持っているのが、麻生塾という学校の特色だと思います。

私も以前は、クラス担任として授業をして、就職指導をし、そして卒業させるという教員としての仕事をしていました。しかし、10数年前からは、高校や大学など外部の学校へ行って、セミナーや講演を行なうことが主な仕事になっています。セミナーでは、進路啓発であったり、目標を設定し達成することの大切さであったり、面接試験をどのように乗り越えるかなどをお話ししています。

麻生塾の「志教育」について。

麻生塾の「志教育」について。

麻生塾が他の専門学校と違うところは、専門知識と技術を学ぶと同時に、人間としての力を付ける「志教育」を学生たちに教えるシステムを取っているところです。学生たちに志を持たせるというのは、1+1=2のような、決まった答えのある教育ではありません。大切なのは、その教員がそれまで過ごしてきた人生であったり、専門分野での職歴や経験であったり、そういったものを同じ業界をめざす学生にどう伝えていくかです。

それぞれの目標を持って頑張っている学生に対して、その業界のすばらしさや楽しさ、大変さを、自分の実体験を踏まえて伝えていく。そういう形でこそ、生きた「志教育」ができると考えています。学生たちが専門スキルを身に付け、人間性を高めることを支援する能力が教員には求められます。とはいえ、そこには麻生塾としてのスタンダードが必要なので、私が中心になって「GCB(グローバル・シティズン・ベーシック)教育」のカリキュラムを作成しました。GCBのテキスト教育や教員研修を通じて、麻生塾の全教員が「志教育」に取り組んでいます。

麻生塾に入ってきてほしい人とは。

麻生塾に入ってきてほしい
人とは。

麻生塾に入ってきてほしい人は、もちろん、教えることが好きな人。その前提として、人と向き合うことが好きな人であってほしいと思います。麻生塾には80の学科があって、コースもたくさんあります。しかし、それらの仕事をするにあたって、いろいろな人と関わっていかなければならないという点は共通しています。麻生塾の教職員である以上は、学生であっても職場仲間であっても外部の人であっても、いろいろな人と関わって、それを自分自身の力にしていってほしい。そういうポジティブな気持ちを持った人に入ってきてほしいと思います。
もちろん、いろいろな人と関わると、自分にとって相性のいい人もいれば、相性の悪い人もいます。でも、相性の悪い人がいたら、どういうふうにすればこの人といい人間関係を作り、生産性の高い仕事を一緒にやっていけるかということをいつも考えていけばいい。それが、その人の成長につながっていくのです。そういう意識を持って日常の仕事に従事してくださる方なら、本当に麻生塾の専門学校で力を発揮してもらえると思います。

教員が務まるか不安な人に向けて。

教員が務まるか
不安な人へ向けて。

専門学校に教職員として入ってくる人の大半は、教務の経験がまったくない人です。私自身も一般企業で秘書をしていて、そこから麻生電子ビジネス専門学校(現・麻生情報ビジネス専門学校)へ転職しましたが、当初は「自分が本当に教えることができるのか」と不安でした。ありがたかったのは、麻生塾が大手の総合専門学校だったため、多くの先輩からいろいろなことを教えてもらえたことでした。先輩の授業を見学したり、先輩に相談したりしながら、仕事への手応えを次第に感じられるようになりました。

一般企業の新入社員でも、「ファーストキャリア」と呼ばれる最初の3年間は、失敗するのが当然であり、失敗が糧となる期間です。それは麻生塾でも同じこと。分からないことは先輩たちにどんどん聞いてほしいし、先輩がしっかりフォローしてくれる態勢が麻生塾には整っていますから、安心してほしいですね。大切なのは、失敗を恐れないこと。そして、協調の精神を持つこと。お互いに協調性を発揮して、ポジティブに仕事へ向き合うというのが、麻生塾のスタイルですから。

リクルーターの皆さんにメッセージを。

麻生塾への入社をめざす
皆さんにメッセージを。

仕事には<やりたいこと・やれること・やるべきこと>の3つがあり、この3つを同時にやっていくことが大切です。私の好きな言葉は、「逆らわず、従わず」。業務命令に対しては当然「逆らわない」。しかし、業務指示に対しては、上司の期待以上のものを見せるという意味も含めて「従わない」。麻生塾のように大きい学校では、いろいろな仕事が発生します。授業以外に委員会やオープンキャンパスなどの活動も多いです。上司に「これをやってください」と言われたとき、「忙しくてできません」などと言う人が一人もいない職場が理想だと思っています。

「仕事は、呼ばれるもの」といいます。この人にはこの仕事ができると判断して、上司は仕事を依頼します。呼ばれるというのは、自分の力が評価されているということなのです。今の自分の力、自分の仕事をマックスと思わず、もっとやれることはないか、もっとできないかと考えるのが、本当の意味でのプラス思考。楽な人生ではないけど、楽しい人生を送ることの大切さを、学生たちに伝えられる先生になってほしいと思います。

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