子育てをしながら当たり前のように仕事ができる女性が働きやすい職場です。

麻生情報ビジネス専門学校 南玲子

あなたはなぜ麻生塾に?

あなたはなぜ麻生塾に?

私が麻生塾へ入社したいと考えたのは、学生たちの支援、特に社会に出る直前の学生の支援をしたいという気持ちがずっとあったからです。ただ、私の経歴は少し異色で、入社当初は人事の立場から先生たちの教育研修を行っていました。そのことを通じて、間接的にではありますが、より効果的に学生の支援ができると考えていました。最初はそういうキャリアで麻生塾と出会いましたが、もっと直接的に学生に関わりたいと思うようになり、希望を出して今年4月から教務に移りました。

麻生というと、基盤がしっかりしたグループ企業というイメージがあります。実際に働いてみての実感は、大きい組織のわりにアットホームな職場。学生と教員にしても、部下と上司にしても、意外なほど距離が近いのが特徴だと思います。4月から教員になって、今の時点で学生たちとは半年ほどの付き合い。それでも、学生たちの考え方や物の見方がどんどん成長していって、「こんなことが言えるようになったのか」と驚かされることもあります。そういう学生の成長を見られるのが一番のやりがいです。

現在の仕事について。

現在の仕事について。

教員というと教えるのが仕事と思われがちですが、実際には大きく分けて3つの柱があります。1つめは教科を教えること。私の場合は販売士の資格取得をめざす学生の授業とマナーの授業を担当しています。2つめは学級運営のマネジメント。学生がこれから社会へ出ていく上で必要な仕事の仕方を身につけさせるという意味で、マネジメントという言葉を使っています。学生をうまくマネジメントして、成長の軌道に乗せていく仕事です。3つめは委員会やオープンキャンパスなど、グループ内の学校を横断したプロジェクトの推進です。

現在の目標は、私自身の教える力を伸ばすこと。実際に教壇に立ってみると、教育というのは知識を伝えればいいというだけではないことが分かります。学生たちにやる気を出させて、教科に関心を持たせる力をもっと身につけたいと思っています。大半の学生にとって麻生塾は、学校教育を最後に受ける場所です。これからの長い人生で、学生がやりがいを持って働くための種を蒔くのが、私たち教員の仕事です。だからこそ責任もやりがいも大きいですね。

入社後の資格取得について。

入社後の資格取得について。

麻生塾に入社してから、キャリアコンサルティング技能士というキャリア関係の国家資格を取得しました。ありがたいことに、キャリア関係の学内研修をいくつか選ぶことができましたし、岡山で開催された3日間のキャリア勉強会に参加し、学生支援の勉強をしたことも取得に役立ちました。資格取得に関する麻生塾のサポート体制が整っていてよかったと思いました。

キャリアコンサルティング技能士の資格を取ったのは、学生の支援に生かしたいと考えたからです。社会的には今、入社3年ほどで退職してしまう若者の増加が問題となっています。少し専門的になりますが、キャリア支援やカウンセリングには、人の話を聞く力が重要です。しかし、それだけでは今の学生に対応できない。今は学生の価値観と社会の要求との間にギャップがありますから、もっと突っ込んで「こういう考え方もある」とこちらから伝え、学生の考え方に“介入”する必要があります。それによって彼らの価値観を広げ、社会の要求に応えられるものにしていきたい。今後はそういう部分を深く勉強していくつもりです。

出産後の職場復帰について。

出産後の職場復帰について。

2年ほど前に長男を出産して、休業に入りました。仕事が好きなので出産ぎりぎりまで仕事をしていましたが、周りの人も「大丈夫?」と言いつつ、やりたいようにやらせてくれたのが嬉しかったです。私の場合は希望して息子が4ヵ月のときに職場復帰しましたが、もちろん不安はありました。でも、いきなりフルタイムで仕事をするのではなく、最初は週2〜3回とか、時間も朝から昼までにとか、段階的に復帰するのを認めてもらえたので、無理なく復帰することができました。麻生塾の充実した子育て支援制度にも助けられました。

ちょうどその頃、学内に「ASOはぐみらい保育園」が開設されたんです。「いろいろな教職員が自分らしく働けるための施設を作る」という学校側の理念も知っていましたから、安心して息子を預けることができています。朝、出社するときに預けて、仕事の途中で授乳に行くこともできますし、退社時に立ち寄って連れて帰ればいいので、仕事と育児を両立しやすいですね。教務の仕事をしている現在も、私の側から「残業はできません」ということは一切言っていませんが、残業や土日の出勤については本当によく配慮してもらっています。

麻生塾はどんな職場?

麻生塾はどんな職場?

本当の意味で、女性が働きやすい職場だと思います。私の職場にも同年代の子を「はぐみらい保育園」に預けている教職員がたくさんいます。会議が長引いているときなどは、「もう迎えに行く時間だよね」と言い合って、保育園へ迎えに行ったりもできます。私だけではなく、たくさんの女性が子育てをしており、周囲が理解してサポートしてくれます。特別なことではなく、当たり前のこととして、仕事と育児を両立できる職場ですね。

女性という立場を抜きにしても、ずっと続けたい、ずっと続けられる職場だと思います。教員になる前は、毎年同じことの繰り返しかもしれないと思っていましたが、そんなことは全然ありません。学生も一人ひとり違うし、就職環境も1年ごとに変わります。いつも学びと刺激があって、自分が成長し続けられる環境です。私が大切にしているのは「学生は自分の鏡」という言葉。こちらの生き方や考え方は、すぐに学生の姿に映し出されます。学生も私も、ともに成長できる関係をこれからも作っていきたいと思います。

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