専門学校の枠を超えたスケールの大きな仕事ができる。

麻生公務員専門学校 福岡校 校長代行 簑原睦

麻生塾に入ったきっかけは?

麻生塾に入ったきっかけは?

私は進学塾で講師をしながら、大学院で法律家になるための勉強をしていました。しかし、法律家になるという方向には、正直なところ行き詰まりを感じていました。もともと人に教えるのが好きだったこともあり、10年ほど学んだ法律の知識を生かせるという点から、麻生塾への入社を志望しました。専門学校は数多くありますが、麻生グループの一員であるという点は、麻生塾の魅力の一つでした。「麻生」というブランドは、福岡の中では知名度が高く、大きな企業グループというイメージを持っていました。

実際に入ってみて感じたのは、一般に専門学校という言葉からイメージするより、はるかにスケールの大きい仕事をしているということでした。海外展開なども含め、大手グループならではのスケール感です。私も海外への視察を通じて見聞を広めることができていますし、教員として入った同期のスタッフは、今では別の部署で活躍しています。学生に勉強を教えて社会に送り出すことはもちろん重要ですが、それだけではなく、自分の努力次第で可能性を広げられる職場だと思います。

なぜ入社5年で校長代行に?

なぜ入社5年で校長代行に?

麻生塾に入社して5年目に入ったばかりです。1年目は教員としてスタートし、2年目に学年を取りまとめる「リーダー」に。3年目で学科全体を見る「副学科長」になり、4年目で部門長と共に部門を支え、学校全体を見る「主任」という役職に就きました。現在の「校長代行」になったのが4年目の終わりで、現場の責任者という立場です。

キャリアアップしてきた理由を自分で分析するのは難しいのですが、入社した当初の私の強みは、発信力にあったと思います。麻生塾に入ってくる人の多くは中途採用で、職歴も年齢もバックグラウンドもばらばらです。若いから、社歴が浅いからと遠慮していては、採用していただいた意味がない。そこで、思ったことは躊躇せずに言葉にし、積極的な発信を心がけていました。そこを評価していただいたのかなと思っています。もう一つ、管理職的な立場になってからでいえば、バランス感覚ではないかと思います。なるべく多くの人たちの意見を聞き、それらのバランスを保ちながら仕事を進めていく。これは今でも強く意識しているところです。

キャリアアップの中で苦労したこと。

キャリアアップの中で
苦労したこと。

一番印象に残っているのは、入社2年目でリーダーという役割を任されたときのことです。まだ自分自身も周囲に頼らなければいけないくらい、知識も経験も不足しているのに、何をどうやっていけばいいのか、途方に暮れました。誰かに聞くのは簡単ですが、自分で考えて答えを出さないと、十分なやり方を見出すことはできません。そこで過去3年分の学校運営の企画をすべて見直して、どの時期に何をすべきかを学び、その中から自分なりのやり方を見出していきました。

もう一つは、4年目に主任になったときです。担任しているクラスの40人の学生を指導することに加えて、学校全体を部門長とともに支える主任の仕事が新たにのしかかりました。さらに、広報関係の仕事もあったので、どうバランスを取りながら仕事を進めていけばいいのか、非常に苦労しました。しかし、自分なりに工夫することで、これらの業務をこなしていくことができましたし、そうした経験があるから、今の私があるといえます。麻生塾は、モチベーションのある人間には相応の役職と仕事を与えてくれる職場です。

あなたのモチベーションは?

あなたのモチベーションは?

学生たちに“かっこいい大人”としての姿を見せたいんです。教員として、分かりやすく教科指導をするとか、親身になって進路指導をするとか、そういうことは当然のこと。それに加えて、「大人になるのは悪くないよ」「働くのはすばらしいことだよ」ということを、授業やホームルームや進路相談の折に伝えていけたらと思っています。社会で働くことほど面白い営みはありません。自分の頑張りが周囲に評価されるチャンスであり、きつい思いをしても何らかの形で報われることもあり、もちろん日々の糧も得られます。その喜びを学生たちにも感じ取ってほしいですね。

私の考える“かっこいい大人”は、さまざまな方向に対して貪欲で積極的な人、仕事にはつらいことも理不尽なこともあるけど、それでも楽しめる人です。以前、ある学生に「先生は本当に楽しそうに授業をしますね」と言われ、少しは“かっこいい大人”の姿を示せたかなと思って嬉しかったことがあります。学生たちには楽しく仕事をして、周囲にプラスの影響を及ぼすことのできる大人になってほしいと願っています。

校長代行という仕事。

校長代行という仕事。

校長代行になり、教壇に立つ機会は少し減りましたが、現場感覚は忘れずにいたい。学生たちに、大人になること、働くことの魅力を教壇から伝えていきたいと思っています。また、学校の責任者としては、まだまだ経験値が足りませんから、いろいろな勉強をしないといけません。管理職としての目標の一つは、多くの先生方がそれぞれの強みを発揮して、楽しく活躍できる学校にしていくことです。

麻生塾の教員に向いている人は、まず語るべき言葉を持っている人。教員の仕事は、授業だけをすれば終わりではありません。時には学生たちの人生に踏み込み、彼らとぶつかり合いながら、彼らの夢を実現するためのサポートをしていく。そのときに必要なのは自分なりの信念であり、熱意です。それらを自分の言葉で学生に伝えられる人であってほしいと思います。もう一つは、パワーと推進力のある人。麻生塾での仕事は、本当にパワーが必要な、ハードな仕事です。だからこそ、やりがいも大きい。ここぞというときに前に進める力のある人に、麻生塾の門を叩いてほしいと思います。

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